コラム

COLUMN
コラム

小陰唇縮小手術のダウンタイムとは?手術後に気をつけるポイントも解説

小陰唇縮小手術のダウンタイムとは?手術後に気をつけるポイントも解説

小陰唇縮小手術とは、小陰唇の形や大きさを整えたり、黒ずみを改善したりする手術のことです。

女性器のデリケートな悩みを抱えている方も多いでしょう。

近年では、デリケートゾーンを気軽にケアできる商品も増えてきました。

しかし、頑固な黒ずみや形などを解消するために手術を検討している方も増えてきています。

そこで今回は、小陰唇縮小手術のダウンタイムについて解説していきます。

術後の正しい過ごし方も解説していくので、参考にしてください。

小陰唇縮小手術で起こりうるダウンタイム

基本的に、小陰唇縮小手術で起こるダウンタイムは1週間程度が目安です。

人によって現れる症状は異なるものの、出血や痛み、むくみなどが発生するケースが多く見られます。

小陰唇周辺は比較的血流が良いので、他の部位と比べて傷の治りが早いのが特徴です。

傷跡も目立ちにくい施術となっているので、時間の経過とともに薄くなっていくでしょう。

出血

小陰唇縮小手術は切開が必要となる施術なので、術後1週間程度出血を伴うことがあります。

一般的な術後経過では、出血は生活に支障のない程度で、3〜7日で落ち着いていくでしょう。

出血が収まるまでは、生理用のナプキンなどで対応することが基本的です。

出血とありますが、ナプキンに少し血がつく程度なので、生理のときと同じように大量に血が出る心配はありません。

痛み

手術中は麻酔が効いているので、痛みはほとんど感じません。

しかし、小陰唇縮小手術は切開が必要な施術なので、麻酔が切れてから痛みを感じることがあります。

痛みのピークは、施術後〜2日間程度です。

人によって個人差はあるものの、数日から1週間程度で痛みは徐々に治まっていくでしょう。

痛み止めが処方されるので、痛みを感じた際は遠慮なく服用して対処することが大切です。

腫れやむくみ

施術後、患部に腫れやむくみなどの症状が現れることがあります。

腫れのピークは術後3日間という方が多く、基本的に1週間程度で腫れは治ることがほとんどです。

しかし、完全に腫れやむくみなどの症状が改善されるまでには、早い人で3ヶ月、長い人で6ヶ月程度かかることもあります。

かゆみ

傷が治る過程でかゆみが出る場合があります。

デリケートゾーンにかゆみが生じると、何かトラブルが起きたのではないかと心配になってしまうでしょう。

しかし、小陰唇縮小手術を受けた後にかゆみが起きるのは、傷が治っている証拠なので安心してください。

強いかゆみや症状が長引く場合は、遠慮なく医師に相談しましょう。

違和感が残る

施術後に、つっぱり感や感覚の鈍さなど、違和感が残ることがあります。

それも、時間の経過とともに徐々に落ち着いていくので、安心してください。

傷跡

傷が治る過程で、一時的に患部の傷口が硬くなります。

しかし、時間の経過とともに柔らかさが戻っていくので、心配する必要はありません。

はじめは、傷口に赤みが出ることがありますが、3ヶ月ほど経てば自然に目立たなくなっていきます。

傷跡が残りにくいのも、小陰唇縮小手術のメリットの1つです。

小陰唇縮小手術のダウンタイム中に気をつけるべきポイント

小陰唇縮小手術のダウンタイム中には気をつけるべきポイントがあります。

ダウンタイムを早く落ち着かせるためにも、以下のポイントを守って生活しましょう。

トイレはウォシュレットを使う

小陰唇縮小手術後のトイレに制限はありません。

しかし、なるべく患部に刺激を与えないように、できるだけウォシュレットを利用するようにしましょう。

患部を清潔に保つことで、ダウンタイムを早く落ち着かせられます。

また、トイレ後に水分を拭き取る際は、ゴシゴシと擦るのではなく、やさしく抑えながら、水分を吸収するようなイメージで拭き取ることがポイントです。

ナプキンを使う

施術後は出血を伴うことが多いため、生理用ナプキンで対応しましょう。

出血をそのままにしておくと、雑菌が入って炎症を引き起こす可能性があります。

施術後1週間程度を目安に、ナプキンを使用して、患部を清潔に保つことが大切です。

傷跡を清潔に保つ

傷跡は清潔に保つようにしましょう。

シャワーは施術後の翌日から可能ですが、入浴は出血がなくなってからがおすすめです。

傷口を濡らしても問題ありませんが、体を洗う際もゴシゴシと擦るのではなく、泡で洗うようにやさしく扱うことがポイントです。

仕事は2〜3日休みを取るのがおすすめ

デスクワークの場合は、翌日から仕事を開始しても基本的には問題ありません。

しかし、立ち仕事や動き回る仕事の方は、念のため2〜3日程度休みを取ることをおすすめします。

施術後は痛みや歩きにくさを感じることがあるため、仕事に集中できないこともあります。

手術を受ける前に、休みが取れるかの確認もしておきましょう。

医師の説明に従った行動をする

小陰唇縮小手術の後は、行動が制限されることがあります。

  • 入浴
  • 飲酒
  • 運動
  • 喫煙
  • 自転車やバイクの運転 など

入浴や飲酒、激しい運動などは、血流を促すため、ダウンタイムが長引く可能性があります。

出血や痛みなどの症状が強く出る可能性もあるので、1週間程度は避けましょう。

また、自転車やバイクの運転は患部に負担がかかるので、出血や痛みが悪化する恐れがあります。

自転車は約1ヶ月、バイクは2週間程度控えて、患部にやさしい生活を送ることが大切です。

小陰唇縮小手術を受けるなら、いとうらんクリニック四条烏丸で

小陰唇縮小手術のダウンタイムには個人差があります。

術後の経過によっては、1週間たってもダウンタイムが治らないケースもあります。

少しでも早くダウンタイムを落ち着かせるためには、術後の過ごし方が重要なポイントです。

医師の説明に従って、正しい過ごし方を意識してください。

また、生理の出血で術後の出血が緊急の状態かどうか判断しづらいために、生理中の手術は避けるように指導しているクリニックも多いです。

当院では女性の医師が担当する為、女性にしかできない相談もでき、安心して通える環境となっています。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年 山口大学医学部卒業
2003年 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年 島根県立中央病院 形成外科
2008年 松寿会共和病院 形成外科
2010年 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年 Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年 京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年 城本クリニック京都院 院長
2020年 ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年 くみこクリニック四条烏丸院 院長

Contact

お問い合わせ

完全予約制

受付時間 / 10:30~19:00 休診日 / 月曜日